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「楽しむ」ということ

 グランドスラムというテニスの4大大会の中で
 唯一芝のコートで、テニスをする人にとっての
           憧れの地でもある『ウィンブルドン』。
「楽しむ」ということ_f0071647_1091585.jpg

 ( ↑ ウチの今月のカレンダー・ウィンブルドンバージョン!)

 昨夜、ロジャーフェデラーが
          2年振り6度目の優勝を飾った。

 試合は4時間を越え、本来1セットは6ゲーム先取。
 最終セットは30ゲームにも及ぶ大熱戦だった。

 「芝の王者」と言われるフェデラーは
 まだ27歳だけど、テニス界では大ベテラン。

 彼を抜かそうと10代から20代前半のプレイヤーが
 勢いよく追いかけている中、
   去年は、大接戦に負けて涙を飲んだ。

 プレイ中はほとんど表情を顔に出さず、
 ひたすら集中して淡々とプレイする姿は
 強さと、美しさすら感じると言われていたりする。

 先日のフレンチオープンでは悲願の優勝が決まった瞬間、
 崩れ落ちて泣いて喜んでいたけれど
 今回は、目を見開いて飛び上がって喜びを表現していた。
 (今日の夕刊各紙に見事に、同じ顔が載っていてちょっとおかしかった)

 最高の喜びのすぐ隣りには、
 あの時の一球を悔やんでも悔やみきれないやるせない気持ちがある。

 どちらも経験したフェデラーが言った
       「まだまだテニスを楽しむつもり」

 たくさんの思いをしてきた人が言う『楽しむ』という
                       コトバの重みを感じた。

 こんな感動を世界中に伝えられる、スポーツってやっぱりスバラシイ!


追伸:これを見ていたTFMのKアナは

     「フェデラーの胸筋がたまらないわーっ」と言っていた。

              どこ見てたのーーー?!

  (確かにファンは「フェデラー胸筋派」と「ナダルの腕筋派」に
                       分かれるとか聞いたことが・・・)

             
by malulani-aloha | 2009-07-07 02:26 | コトバの贈り物