2009年 02月 02日
観覧席から思うこと
個人的に興味オオアリのテニスの「全豪オープン」。
昨夜の男子シングルスの決勝戦は、
オーストラリアで・・・ではなく、自宅の「特等観覧席」で、
家にあるラケットを集めて握り締めながら観ていた。
(来年こそは、現地で応援するぞ~っ)
5時間近くの戦いを制して優勝したのはラファエル・ナダル。
私も1年のうち360日テニスをしていたこともあるけれど、
同じ人間なのに、どうしたら彼ら(彼女ら)のレベルまでになれるのか、、、
グランドスラムを観ては、毎度思う。
とはいえ、世界トップレベルの試合でも
ところどころに「人間らしさ」が見えるのも、また魅力。
惜しくも準優勝となったロジャー・フェデラーは、
レジェンドといわれる記録をもつ選手なんだけど、
最近、5歳年下のナダルに、勝てなくなってきている。
打つたびに(シャラポワほどではないものの)声を上げるナダルに対して
フェデラーはとにかく静か。
表情もほとんど変えずに ひたすら美しいフォームでボールを打つ。
でも、以前は感情的なプレースタイルだったというし、
人間らしいミスや表情がチラッと垣間見えたりもする。
そんなフェデラーが、表彰台で泣きじゃくって喋れなくなった。
準優勝の選手は、優勝した選手をスマートに褒めて表彰台から降りる・・・
という‘いつもの’スタイルかと思っていた。
オトナになると、感情を外に出さないようになる(する)けれど
もちろん、そうする必要もあるけれど、
昨夜のフェデラーを見て、私はますます彼を応援したくなった。
この日のために、ナダルに勝つために、
出来る限りのことをしてきたであろう彼のこらえきれない感情は
絶対に次へつながると思ったから。
先週聞いた、『運動は〝運〟を動かす』 というコトバ。
「運」は‘天’ではなく、‘自分の後ろ’にあるもので、
まず自分が動くことで、「運」はついてくるんだもんね。
さてさて、私もそろそろ動き出さなくては!!
by malulani-aloha
| 2009-02-02 13:19
| 日記